般若寺縁起

般若寺について

hannyaji

天井絵

般若寺は應安7甲寅年3月21日1374年に良重僧正様が開山致しました。

開山は高野山派でありましたが、智山派、単立と時代を渡りまして、現在は豊山派として活躍しております。

現在の創建は37世亮賀僧正様が安政2年4月に建てられたものです。

本尊は不動明王様で東を護る降三世明王、南を護る軍荼利明王、西を護る大威徳明王、北を護る金剛夜叉明王で内陣にお祀りしております。

別室には十一面観音菩薩様と千手観音菩薩様と聖観世音菩薩様の観音部屋を供へまして、お位牌を安置しております。


般若寺は天井画92枚が天井を彩り、花鳥風月の絵を御覧になれます。

画家は新井鵞岳71歳時の作とされ、群馬県の神流町では十六羅漢襖絵が文化財と指定されています。