日本武尊が東征の際に創建したと伝えられる金鑚神社は、拝殿の奥にある御室ヶ嶽一帯をご神体として祀っています。したがって本殿が無く、拝殿のみという構造です。こうした拝殿のみで神体山を祀る、古い祭祀形態をとどめている神社は全国でも珍しく、長野県の諏訪大社と奈良県の大神神社とを合わせて3社だけと言われています。
※写真の金鑚神社多宝塔は金鑚神社の境内にあり、三間四面、柿葺き、高さ約14m、総朱塗り。国指定重要文化財。
日本武尊が東征の際に創建したと伝えられる金鑚神社は、拝殿の奥にある御室ヶ嶽一帯をご神体として祀っています。したがって本殿が無く、拝殿のみという構造です。こうした拝殿のみで神体山を祀る、古い祭祀形態をとどめている神社は全国でも珍しく、長野県の諏訪大社と奈良県の大神神社とを合わせて3社だけと言われています。
※写真の金鑚神社多宝塔は金鑚神社の境内にあり、三間四面、柿葺き、高さ約14m、総朱塗り。国指定重要文化財。
城峯公園内に咲く冬桜は、晩 秋から初冬にかけて開花する冬桜は、別名十月桜とも呼ばれている珍しい桜です。薄紅色の小さな八重の花を咲かせ、周囲の紅葉した樹木と共に美しい光景を見 せてくれます。春はツツジや桜が咲き、春から秋にかけてたくさんの観光客が訪れます。
県立上武自然公園と西秩父自然公園の境に位置する標高1,038mの城峯山。山頂から360度の壮大なパノラマが広がり、眼下に北関東を一望し、赤城山や浅間山、八ヶ岳を望むことができます。素朴な山野草が咲く春から、新緑の夏、紅葉の秋と、四季折々の美しさで登山者を迎えてくれます。
※写真はトチノキの巨木。
城峯山より、今もたえることなく湧き出る名水「神乃泉水」。
森林管理道城峯2号線沿いに位置する湧水箇所です。鬱蒼とした森林に囲まれ、県内各地から水汲みに多くの人が訪れます。
下久保ダムは利根川の支流、神流川に建設され、昭和43年に完成した堤高129mの重力式コンクリートダムです。
神流湖は下久保ダムによってできた湖で、春には、桜、岩つつじが咲き、秋には、紅葉が映し出される美しい湖です。神流湖にはヘラブナやワカサギ、ブラックバスなどたくさんの種類の魚がいるので、釣り人に人気スポットになっています。
飯盛山の麓に赤みがかった紫色の可憐なカタクリの花が咲き、春の訪れを告げます。
約1ヘクタールの群生地には遊歩道が整備され、3月下旬から4月上旬にかけて見頃をむかえます。
登仙橋から下久保ダムまでの約1.3kmの三波石峡は、国の名勝・天然記念物にも指定されている美しい渓谷です。 三波石の巨岩や奇岩と周囲の樹木が織りなす景観は、まさに自然がつくりだした芸術です。「三波四十八石」といわれる48個の巨岩・奇岩にはそれぞれ名前がつけられています。
自然石の浸食によってできたくぼみを女陰に見立てて土俗信仰の対象としたもので、子宝に恵まれるという事で多くの人々が訪れ、石や木でつくった男根を奉納します。
矢納発電所跡は、武蔵水電株式会社が鉄道軌道(川越電気鉄道)の原動力のほかに、東松山市・小川町・秩父市方面への電力供給を目的として、大正3年に建設した埼玉県初の水力発電所です。昭和41年、水資源公団による下久保ダムの建設に伴い廃止となりました。この煉瓦建造物は、土木学会より近代土木遺産の指定を受けています。
※矢納発電所跡は私有物権であること、危険な箇所があることなどから、立入禁止となっています。
岩断層活動のすべり面で、摩擦によって表面が鏡のように磨かれています。岩質は赤鉄石英片岩で、岩面の大きさや、断層の方向が分かっていることから地質学的に貴重な露頭となっています。
※国指定特別天然記念物
般若寺の天井画は、群馬県の神流町で重要文化財にも指定されている「十六羅漢襖絵」を製作した、『鷲岳』という方が作成したものだそうです。天井いっぱいにある画は見応えがあります。